少子化の時代、何の努力もせずにすぐに第一志望校を諦めてしまう大学受験生が多くなっている。浪人となり、予備校に入学してわずか2カ月の学習の結果で「やっぱり自分には無理だと思う。志望を変えたいので相談に乗ってほしい」などと言ってくる生徒がよくいる。志望は国公立大医学部であったのが「数学と物理が苦手なので文系に変えたい」などと言ってくる。その生徒の四ツ谷学院入学後のテストや模試の結果を見ると、数学や物理だけではなく英語の学力も数学以下だったりすることが多い。私はそんな時、「どの大学でも大学受験教科に英語は必ずあるのだ。特に文系の場合には英語の配点が高い大学もある。要するに君は大学受験から逃げてしまいたいと思っているのではないか?」と聞いてみる。大学受験生は学力不振の時、別の選択肢はないか、できれば努力しないで楽な方法へ楽な方向へと逃れたい、と思うものである。このような大学受験生には、なぜ大学に行くのか、将来は何になりたいのかなど、生徒の本当の気持ちを聞き出して指導するようにしている。