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国境を超えたリサイクル

ここ数年、日本のだぶつく故紙を吸い取り紙(?)のごとく、いくらでも故紙を受け入れてくれているのが中国です。日本の故紙の輸出量は、2000年の37万4000tから、01年には146万6000tへ4倍近くに急増し、05年には371万tへと増えています。その大半が中国向けです。いまでは国内よりも中国への輸出のほうが高く売れる状況に、「奪いあい」「故紙のパトロール」「日本の故紙供給が逼迫」という、考えられなかった状況となっています。紙に限りませんが、経済のグローバル化に伴って、「国境を超えたリサイクル」も考えていく必要はあります。でも、日本でもしっかりと「回収したら使う」しくみにしていかなくては。ちり紙交換の「故紙を出したら、トイレットペーパーがもらえる」というのは、とてもわかりやすかったですよね。同じように、「回収に出したら、再生紙の製品を買う」ようにしましょう。できれば、雑故紙など、使いにくい故紙で作られたものを積極的に。そうそう、流してしまうトイレットペーパーに、わざわざ資源やエネルギーを使って、花柄やキャラクターを印刷したり、香りを付けたりしなくてもいいのになあ、と思いませんか?ヨーロッパのトイレットペーパーは灰色でごわごわの紙です。それでも十分だと思いませんか?「紙は白くないと」という日本人の思い込みを変えることが、もったいない故紙を作らないための鍵を握っているのだと思うのです。あなたのお家のトイレットペーパーやティッシュペーパーは何からできていますか?