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ニーズと生き方

普通、最初のデートのときから六度目か七度目のデートのときまでである。このデートの間に、互いのニーズや望み、生き方を知るようになる。第一段階と同じく、ごく短時間のこともあれば、何週間も何ヵ月もかかかることもある。その期間が長いか短いかは、デートの内容とかかわる人々による。もしデートのとき双方の交流が盛んであれば、短い時間でお互いのニーズや望み、生き方がわかるだろう。気が合うかどうかはっきりするのも、この段階である。しかし、実のところ何度目のデートではっきりするかはわからない。事実、セックスしたあとで気が合わないとわかることも多い。その代表的な例が、アメリカのテレビドラマ「プレイジャー」の一話である。プレイジャーはラジオ局の同僚たちを代表して手強い新任女性上司と交渉をする役に選ばれる。交渉の一方、2人とも欲望を抑えかね、奔放で情熱的な愛を交わす。プレイジャーはこれまででもっとも情熱的な恋愛だと主張する。その女性上司に魅了されたと言いつづける。ストーリーの最後で、彼女は町を去り、彼は空港で見送る。2人はいまも魅かれ合っており、つきあいをやめたいとは思っていない。彼は彼女に会いにいくと言い、彼女は答える。「そう、いっしょにジョギングしましょう」。彼の顔に驚いた表情が浮かんだのを見て、彼女は尋ねる。「ところで、あなた、ジョギングする?」。彼は口ごもりながら言う。「ああ、一度だけだがね」。プレイジャーはスポーツマンタイプではなく、骨董めぐりをしないかと提案する。「私には、骨董めぐりをするという動詞はないわ」と彼女。このとき2人は、ライフスタイルも趣味もあまりに違いすぎて将来いっしょになることはないと知る。別れるとき、彼は「残念だよ」と言い、彼女も「そうね」と答える。2人は情熱はもっていたが、意義ある関係に必要なもう一つの要素を欠いていた。共通の関心事である。