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理想の間取り

理想的な間取りとは、構造的に「強い間取り」であり、かつ家族が快適に暮らせる「いい間取り」である。では、どんな間取りが地震に強いのか。家の間取りによって、建物の強度には強弱ができてしまう。これは在来工法による木造建築にも、ツーバイフォーでもコンクリート建築にも共通する。一階に巨大な空間をつくると構造上弱くなる。一階に広いリビングダイニング、駐車場、大きな吹き抜けなどがあると、その空間に崩れ落ちることもある。

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ならば二階に台所とリビングダイニングを持ってきて、一階は寝室や子供部屋、書斎、和室、押入れ、納戸などにして壁や柱が多い部屋をいくつもつくる。二階リビングは、軽い屋根にすれば窓を大きく取ることもできる。眺めもよく、プライバシる可能性も少ない。また、二つの棟を四十五度に交差させた家は、全方向からの揺れに対して筋交いが利くことになるので地震に強い。前頁のW邸の間取りを見てもらうとわかるが、部屋は基本的に四角形なので使い勝手もよく、壁が多くても部屋が四十五度に交差して、やや向かい合っている感じになるため、リビングと食堂のある一階は広々としている。